あれだ、DMCブームがなんでムカつくかが最近ようやく分かってきた。
つまり「お前らDMCが好きなのか? それともクラウザーさんが好きなのか?」ということだ。
DMCという作品自体は、確かにそこそこ面白いと思う。でもあの異常な盛り上がりって、DMCブームというよりはほとんどクラウザーさんブームだろ? で、クラウザーさんというキャラクターがそんなに面白いかってのがね。ああいう過激なメタルキャラなんて昔っからあるだろ。
DMCが面白いのは根岸の素のキャラとのギャップがすごいからで、むしろああいう「オシャレポップ好き」というキャラをギャグとして成立させたことの方が評価すべきだと思う。
だからそのアレだ、ハンカチ王子ブームがムカつくのと感じとしては近い。「確かに斉藤はすごい才能だけど、ハンカチはどーでもいいだろー。あれだけすごい試合見せられておいて、食いつくのそこかよオイ」ってゆー。あそこまで内容と無関係ではないにしても。
しかし2巻が出てもっと盛り上がるかと思ったら、逆に沈静化した感じだな。まあ2巻つまんなかったしな。ギャップで笑わせるギャグって寿命が短いからそろそろ他の見せ方をいろいろ考えてかなきゃなんないのに、むしろ根岸の素のキャラが後退しちゃって、クラウザーさんがあいかわらずファックファック言ってるだけだもんな。ファック。