藤田和日郎『からくりサーカス』24〜36巻

やっぱいまひとつ盛り上がらねぇなあ。
うしおととら』が面白かったのは、うしおがもうガキには耐えがたいようなものすごく残酷なものごとに直面しつつそれを乗り越えていくってとこだったと思うんだけど、『からくりサーカス』の場合、ナルミは大人だからガキほどには傷つかないし、マサルはしろがねという強い守護者がいるからやっぱりそれほど傷つかない。問題はそのあたりなんじゃないかと思うんだけどどうですか。
でも、アメリカの病院の話なんかはやっぱり良かったよねえ。